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ピロリ菌は、胃の中にいる菌で、強い胃酸にも耐えられる菌です。
ピロリ菌がいると、胃に悪さをしたり、胃がんの原因にもなると言われています。
胃がおかしいなと思ったら、ピロリ菌の仕業かもしれません。
ピロリ菌が胃の中にいるかいないか検査をするには、どんな方法があるのでしょうか。
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この記事の目次
ピロリ菌検査にはどんな方法がある?それぞれの検査の精度は?
ピロリ菌を検査するには、6つの方法があります。胃の中をみるには、通常は内視鏡が使われます。
「培養法」、「迅速ウレアーゼ法」、「鏡検法」は、内視鏡を使って、胃の中にある組織を採って調べる方法です。
また、内視鏡を使わずに出来る、「尿素呼気試験法」、「抗体法」、「便中抗原法」という検査もあります。
培養法
内視鏡で採取した胃の粘膜を、一週間程度培養して、ピロリ菌がいるかを判定します。迅速ウレアーゼ法
採取した胃の粘膜を、検査薬の中にいれます。ピロリ菌がいる場合は、アンモニアが発生するので試験紙の色が変わります。鏡検法
内視鏡で胃の粘膜の状態を見ることで、ピロリ菌の有無を測定します。尿素呼気試験法
ピロリ菌が作るウレアーゼは、尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解する働きがあります。尿素の入ったカプセルを飲んだ後の、二酸化炭素の増える量により、ピロリ菌がいるかいないかを判定します。抗体法
血液検査及び、尿検査を行い、ピロリ菌の抗体がふくまれてるかにより、判定します。便中抗原法
便を採取して、ピロリ菌の抗原が、中に排出されていないかを調べる方法です。検査方法はいろいろありますが、痛みを伴うもの、判定までに時間がかかるものなど、特徴も様々です。
できれば、検査精度が高いものをということでしたら、尿素呼気試験法、便中抗原法、迅速ウレアーゼ法などがお勧めです。
また、より高い精度と言う場合は、検査を2つ以上受けてみれば良いでしょう。
現在は、ピロリ菌の有無の検査は保険適用でも受けられるようになっています。
ピロリ菌が見つかるとどうして危険?
ピロリ菌が胃の中に生息をしていると、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの原因になることがあります。もちろん、ピロリ菌を持っている人の全てが、そうなるという訳ではありません。
ピロリ菌を持っていても、健康な人もいます。
胃の病気がある人を調べてみると、80パーセント以上の人に、ピロリ菌が確認されたのだそうです。
そして、胃がんの人はほぼ100パーセント近い確立でピロリ菌が胃の中にいました。
もしピロリ菌がいるとわかったら除去したほうがよさそうです。
ストレスや、喫煙、食事などの条件が重なると、ピロリ菌が胃に悪さをしてこないとも限りません。
ピロリ菌の除去は、薬を使って行いますが、すぐに死滅しない場合もあります。
投薬後に、死滅したかの確認を内視鏡などで行います。
一度だけでなく、数度の投薬でやっと死滅するということもあります。
まとめ
ピロリ菌が胃の中にいると、胃の病気になる可能性が高くなります。胃の調子が悪いという人は、一度ピロリ菌の検査を受けてみましょう。
忙しくて病院に行く時間がない場合は、検査キットで郵便による検査などもあります。
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ピロリ菌がいるとわかったら、除去方法などについては、医師に相談をしてみましょう。
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