スポンサ―リンク
バリウムの検査が終わって、ほっと一息。
でも、検査が終わったといって、まだ安心はできません。
バリウムを飲んだ後は、速やかにバリウムを排出しなければいけません。
バリウムを飲んだ後に気をつけること、しなくてはいけないことをまとめてみました。
スポンサ―リンク
バリウムを飲む前日にアルコール厳禁の理由は?
バリウムを飲む検査の前には、食事制限があります。大体前日の夜9時以降は、食事をしないように言われるでしょう。
水分については、アルコール、コーヒー、紅茶なども良くありません。
当日はどうしても喉が渇くようなら水のみにします。
アルコールが厳禁というのには理由があります。

アルコールは、バリウムと混ざると固まるといわれています。
ですが、それは間違いで、アルコールは体の水分を奪うため便が出にくくなり、固まってしまうというのが本当のようです。
体内にアルコールが残ったままバリウムを飲んでしまうと、バリウムが体内で固まりやすくなり、体の外に排出されにくくなってしまいます。
バリウムを飲んだ後のアルコールはOK?
検査前同様、検査後も体外からバリウムが排出されるまではアルコールは厳禁です。検査前から我慢して、検査が終わってほっとしてついお酒を飲んでしまった!
そんなことがないように、気をつけましょう。
アルコールを飲む目安は、便が白色から普通の色になったら、アルコール解禁です。
その代わりに飲んだほうがいいのは 水 です。
水をたくさん飲むように、病院でも言われます。
お茶やジュース、ポカリスエットなどではなく、ただの水が良いようです。

お茶やコーヒーは利尿作用があるので、せっかく水分をとっても体外に排出されてしまいます。
普段よりも多めに水分を摂るようにします。
最低でも2リットル以上は飲むようにしましょう。
下剤の効き目は?
検査の後、下剤を渡されると思います。バリウムはできるだけ早く、体外に出すのが良いからです。
下剤を服用し、大量の水も飲みます。
下剤の効き目については個人差があるので、余分にもらっておくと良いかもしれません。
もし2日ぐらいたってもまだ出る気配がなければ、下剤を追加するか、病院に相談してみましょう。
放っておくとバリウムが体の中に固まって、腸閉塞を起こす危険があります。
下剤を飲んだ後は、しばらく様子を見ましょう。
トイレの場所の確保も忘れずにしておきます。
食事も便秘に良いとされる、食物繊維の多い野菜や果物などを摂り、便意を起こさせるようにします。
ペットボトルの水をそばに置き、ちょこちょこ水分補給を忘れずにしましょう。
まとめ
検査が終わっても、バリウムを体外に全部出してしまうまでは、まだ終わっていません。うっかりアルコールを飲まないようにすること。
早めに出してしまうことを、心がけましょう
参考:健康診断でバリウムを飲むにはコツがいる?断りたいけど意味がある?。
スポンサ―リンク