筋肉血液検査では、色々な種類がありますので、検査の種類を知っておくと、体のことを良く知る手がかりとなります。

血液検査でわかるCK値というもの。

あまり聞きなれませんが、どんなことを表す数値なのでしょうか。

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血液検査でのCKとは?

血液検査のなかにあるCK値とは、クレアチンキナーゼ。

またはCPKクレアチンフォスフォキナーゼと呼ばれる酵素のことです。

この酵素は、筋肉を動かすために必要なものです。

体の色々な部分に、このCKが必要になりますが、心筋で心臓を動かしたり、脳、骨格筋、平滑筋を動かしています。

血液検査で、CK値が高いという場合は、これらの筋肉のどこかが損傷している可能性があると読み取れます。

CKの中は、さらに「CK-MM」「CK-MB」「CK-BB」の3種類があります。

これらの数値を調べることで、より詳しく原因を調べることができます。

CK-MMとは、骨格筋に多く存在しますので、この数値が高いと筋炎の可能性が高くなります。

CK-MBとは、心筋に多く存在しますので、この数値が高いと、心臓の疾患の可能性が高くなります。

CK-BBとは、脳に多く含まれますので、この数値が高いと、脳の疾患の可能性が高くなります。

血液検査のCKの基準値は?

血液検査のCKの基準値は、IU/l(パーリットル)という単位で表されます。1ミリリットルの中に存在する量となります。
  • 男性 : 50 ~ 280IU/l
  • 女性 : 45 ~ 180IU/l
基準値は機関によって異なりますので、大体の平均値で記載しています。

男性のほうが体の筋肉量が多いため、数値も高めになっています。

CKが高い場合の原因は?

CK値は、筋肉に関係している数値なので、運動をした後などに高い数値が出ることがあります。

運動直後に数値が上がって、しばらく数値が高いままの状態が続きます。

特別運動をしたという意識がなくても、日常生活で、たくさん歩くことがあったりすれば、上がるということもあります。

ほかにも、妊娠中は数値が高くなりやすくなるようです。

薬や、アルコールの影響で高くなることもあります。
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CKが高い場合、どんな病気が考えられる?

筋肉を動かした場合ではなく、病気が原因によって、数値が高く出ることがありますので、注意が必要です。

前述した、「CK-MM」「CK-MB」「CK-BB」の3種類のいずれが高い数値を示すかによって、原因を特定する手がかりとなります。

通常、血中には骨格筋に多く存在する、CK-MMは含まれていますが、CK-MBおよび、CK-BBは、ほとんど存在していません。

CK-MBとCK-BBが血中に確認された場合には、詳しく原因を調べることが必要です。

CK-MMが高い場合に疑われる病気

筋疾患に関するもの。

筋ジストロフィー、多発性筋炎、皮膚筋炎、外傷  筋萎縮症、痙攣。また甲状腺機能低下症でも数値が高く出ることがあります。

CK-MBが高い場合に疑われる病気

心疾患に関するもの。

心筋梗塞、心筋炎、心膜炎、狭心症、心臓手術後など。

CK-BBが高い場合に疑われる病気

脳疾患に関するもの。

脳梗塞、脳外傷、脳血栓、ライ症候群、脳血管障害。

また、悪性腫瘍の場合でも高い数値がでることがあります。

前立腺、膀胱、乳癌、子宮、腸、肺など。

まとめ

CKの数値が高いということは、もし運動や労働をしたという覚えがない場合は、体のどこかに疾患があるかもしれません。

基準値よりもかなり高い場合は、再検査となることが多いです。

また検査前には、運動をしたり体を動かしたりすると、高い数値が出てしまうことがあります。

リラックスして検査を受けるようにしましょう。

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