貧血血中に存在する「ヘモグロビン」。

貧血気味の人は、血中のヘモグロビンが少ないなどと言われています。

ヘモグロビン値が低いと、貧血の他にも何かしらの病気の可能性はあるのでしょうか。

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ヘモグロビンとは?

ヘモグロビンとは、赤血球の中にあります。

血の色の色素を持っているので、血液が赤い色をしているのは、ヘモグロビンの働きです。

赤血球は、体内を循環し、肺で作られた酸素を体のすみずみまで届け、二酸化炭素を回収するという大切な働きをしています。

赤血球を体に運んでいるのは、ヘモグロビンの働きのおかげです。

ヘモグロビンの数値が正常な場合は、体への酸素の供給と、不要な二酸化炭素の回収がスムーズに行われます。

ですが、ヘモグロビン数値が低くなると、その働きは鈍くなり、体に酸素が充分行き渡らなくなってしまいます。

貧血というのは、体の酸素不足からおきます。

貧血というと、体質的なものとして、あまり重要視しない人もいるかもしれません。

貧血だから、ちょっと疲れやすい、元気が出ない、食欲がないというのも、慣れてしまっている人もいるかもしれません。

ですが、貧血が体に及ぼす影響は大きいのです。

血を体に送ろうとして、心臓に負担を掛けてしまうこともあります。

ヘモグロビンの基準値とは?

血液検査のヘモグロビン検査は、血液100mlの中にあるモグロビン濃度を調べます。

単位は、dL(デシリットル)で、1デシリットル=100mlです。

ヘモグロビンの基準値

  • 男性 13.0g~17.5g/dL
  • 女性 11.0g~15.5g/dL
基準値については、機関によってことなりますので、大体の平均値で記載しています。

男性よりも、女性がヘモグロビン値が低いのは、生理や出産などで出血があることが原因です。

女性ホルモンも、関係していると言われています。
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ヘモグロビンの基準値より低い!どんな病気の可能性がある?

ヘモグロビンが基準値よりも低い場合、貧血の可能性があります。

貧血の中にも、原因は様々で、病名も様々です。

貧血の原因を特定するには、ヘモグロビン値の他、ヘマトクリット値、赤血球恒数なども合わせてみます。

ヘモグロビン値が低い場合で、疑われる病名は
  • 鉄欠乏性貧血
  • 再生不良性貧血
  • 白血病
  • 溶血性貧血
また、出血が原因でおこる、出血原因貧血の場合もありますし、妊娠中にも、鉄分の不足などで貧血になりやすいこともあります。

他にも感染症や、肝硬変、甲状腺の病気にも関係することがあります。

ヘモグロビンを増やすには?

ヘモグロビン値が低い場合は、貧血の原因を調べて、それを治療することをお勧めします。

原因が鉄欠乏症という場合は、鉄分を補うような食生活をするように心がけます。

レバーやたまご、あさり、はまぐり、あか貝、みる貝などの貝類、納豆、みそ、あぶらあげなどの大豆加工品にも多く含まれます。

鉄分の入ったものだけをたべるのではなく、それ以外にも野菜や海藻類なども、バランスよく食べるようにします。

まとめ

貧血は慢性化してしまうと、体の色々なところに影響を及ぼします。

ヘモグロビン値が基準値よりも低く、普段疲れやすかったり、動悸や立ちくらみなどがある場合は、治療が必要なケースもあります。

結果が10g/dL以下だった場合は、貧血の原因の検査をしてみても良いかもしれません。

長年貧血体質だからと、放置している場合でも、治療が必要なこともあるかもしれません。

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