トイレ尿検査尿検査をした時に、「ケトン体」が陽性になっていると言われることがあります。

あまり聞き馴染みのない言葉ですが、ケトン体とは、体のどこにつながっている物質なのでしょう。

ケトン体が陽性の場合、体にどんな疾患があると疑われるのでしょうか。

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ケトン体とは?

尿検査で、試験紙を使って、判定することができるケトン体。

ケトン体が多く検出されると、体に異常がある可能性があると判断されます。

ケトン体というのは、心臓や肺など、普段は意識しなくても動いている臓器がありますが、この臓器を動かすエネルギーと
なっているのがケトン体です。

体の中にある脂肪酸が、肝臓で「アセトン」「アセト酢酸」「β-ヒドロキシ酪酸」と呼ばれるものに変換されます。

これらが、臓器を動かすエネルギーのケトン体と呼ばれるものです。

正常であれば、ケトン体はエネルギーとして消費されるのですが、消費されなかった分は、尿の中に混じり、体外に排出されます。

尿ケトン体の検査目的は?

尿の中のケトン体が多いと、どのような病気が疑われるのでしょうか。

尿ケトン体の検査は、糖尿病患者に良く用いられています。

糖の代謝が正常に行われていないと、尿ケトン体が多く排出されると言う事が起こってきます。

体の糖分が不足している場合もあります。

その場合は、血糖値が低い数値で出てきます。

糖尿病の他、甲状腺に異常がある患者に行われることもあります。

いずれも血糖コントロールがうまくできない場合に、ケトン体尿検査が実施されます。

その他にも、尿ケトン体で陽性反応が出る原因としては、ダイエットや、運動の後、下痢や嘔吐、つわりがひどいなどの妊娠悪阻の場合も、陽性になることがあります。

食事が取れず、糖質が摂れないときに陽性になることがあります。

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尿ケトン体の基準値は?陽性の場合の原因は?

尿ケトン体は、採尿したものに、リトマス紙を浸して判断します。尿ケトン体の含量により色が変わります。

陰性は0(-)となり、陽性の場合の単位は

5mg/dl(+)

20mg/dl(2+)

100mg/dl(3+)

試験紙によっては、(4+)以上もあります。

採尿をしてから、すぐに検査をしないと、正しい結果がでません。

「アセトン」「アセト酢酸」は、時間がたつと蒸発してしまいます。

陽性の場合に疑われる病気は?

陽性の場合は、血糖コントロールが上手にできていないことが原因だと思われます。

疑われるのは糖尿病甲状腺の病気(バセドウ病)です。

インスリンが足りないと、陽性になります。

または、ダイエットや摂食障害などで、食べ物を通常通りに食べることができない状態のときに、ケトン体が陽性になります。

激しい運動後にも、陽性になることがあります。

栄養不足ではないかの、判断目安にもなります。

また、遺伝でもともと陽性という人もます。

まとめ

ケトン体が陽性になった場合、食生活の乱れや、下痢や嘔吐の脱水のためという自覚症状がなければ、糖尿病などが原因かもしれません。

放置しておくと、危険な状態になることもあるため、原因をよく調べて、必要な治療を行いましょう。

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