スポンサ―リンク

放射能健康診断には、通常の健康診断の他に、特殊健康診断というものがあります。

特殊健康診断とは、人体に影響のある物質を取り扱う業務など、健康のリスクがあるような業務に就いている職員に対し、実施が義務付けられている健康診断です。

特殊健康診断は、どんな業務の人が対象で、どんな検査が義務付けられているのでしょうか。

スポンサ―リンク


特殊健康診断にはどんな種類があるの?検査項目は?

特殊健康診断に指定されている業務には、以下のようなものがあります。
  1. 粉塵
  2. 振動障害
  3. 石綿
  4. 有機溶剤
  5. 放射線
  6. 特定化学物質
  7. 高気圧業務
  8. 有害溶剤
スポンサーリンク

1.粉塵
粉塵を吸い込む業務の人が対象。
粉塵作業の年数現在の健康状態の問診。
胸部X線 肺機能、結核検査などを行います。
粉塵を吸い込むことでなる、じん肺という疾患は呼吸困難や喘息、咳などを起こし、治療も困難な病気です。
じん肺になっていないかの検査も行います。

2.有機溶剤
物質を溶かす化学物質の取り扱いに従事する人が対象。
健診項目は問診で、過去の有機溶剤による病歴や、現在の健康状態など。
尿検査で、有機溶剤の反応があるかの検査。
血液検査、肝機能、腎機能、眼底検査等。
中毒性があり、発がん性の危険のあるものもあります。

3.石綿
石綿の製造や、石綿を使った業務についている人が対象。
健診項目は問診で、過去の石綿が原因の病歴や、現在の健康状態など。
胸部X線 肺機能検診を行います。
石綿(アスベスト)は天然の鉱物繊維で、吸い込むことで、悪性中皮腫、肺がんを起こす危険性を指摘されています。

4.鉛
鉛を取り扱う業務に従事する人が対象。
健診項目は問診で、過去の鉛が原因の病歴や、現在の健康状態など。
血液検査、尿検査を行います。
鉛は中毒を起こすと、脳への悪影響や、貧血を引き起こします。

5.放射線
X線や放射線を取り扱う業務の人が対象。
仕事の年数や、被爆量の確認、現在の健康状態の問診。
血液検査(白血球・ヘマトクリット数値)、白内障、皮膚検査など。
白血病やがんになる可能性が高くなります。

特殊健康診断の活用法は?

特殊健康診断は、決められた一定期間に必ず受けて、健康状態を把握する必要があります。

ただ、健康を脅かすリスクが高い仕事であることは、しっかり自覚をして、会社任せだけではなく、自分自身の健康管理もきちんと行うようにしましょう。

検査結果については、きちんと保管をし、年数を重ねる後とに数値が悪くなるなどがあれば、注意が必要です。

一般の人との、数値と照らし合わせて、仕事が原因で数値がおかしくなったと感じるようであれば、改善が必要です。

健康被害が起きてしまうと、簡単に治らないものもたくさんあります。

まとめ

特殊健康診断は、決められた一定期間の検診を、きちんと受けるようにしましょう。

取り扱うものにより、どんな健康被害が出る恐れがあるのか、きちんと学習をしておきましょう。

健康診断の結果は、必ず保管しておき、異変が起きた場合は、すぐに改善策を考えましょう。

スポンサ―リンク