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血液検査では、ビリルビンの数値を示す項目がありますが、ビリルビンというのは、体の中のどんな物質なのでしょう?

基準値よりも高いと言われた場合、どんな原因があるのでしょうか。また、どんな病気が疑われるのでしょうか。

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ビリルビンとは?

ビリルビンとは、赤血球から出る老廃物のことです。

赤血球には約120日という寿命があり、働き終えた赤血球は壊れてビリルビンとなります。ビリルビンは、黄色い色素となって、肝臓に運ばれていきます。

肝臓でろ過されて、また体内の血液中に戻るものと、胆嚢や十二指腸を通り、体外に排泄されるものがあります。

約20%は体内に戻り、80%は排泄物となり便となって体外に排出されます。

便の色素は、ビリルビンによるものです。

ビリルビンの基準値とは?

ビリルビンは、正常であれば血液の中に少量あるものですが、数値が高い場合は、肝臓や胆管などの異常が疑われます。

基準値は、肝臓に到達するのビリルビン値と、肝臓から出たのビリルビン値の2つの数値による総ビリルビン値から判断します。

血液検査の場合、総ビリルビン値の基準値は0.2~1.2mg/dlです。

この数値以下の場合は、正常となります。

尿検査の場合は、2.0mg/dl以下で正常値となります。

ビリルビン値が高い場合、肝臓に到達する前の数値(直接型ビリルビン値)と肝臓から出た後の数値(間接型ビリルビン値)を計ってみます。

これらの数値により、肝臓が悪いか、胆道や胆管が悪いのかなど、病名を判断する材料となります。

血液検査の場合、

直接型ビリルビン値の基準値は0~0.2mg/dl。

間接型ビリルビン値の基準値は0.2~1.0mg/dlです。

ビリルビンが高い原因は?どんな病気が考えられる?

ビリルビンの数値が高い場合、まず疑われるのは肝臓の異常です。

正常であれば、肝臓でビリルビンがきちんと処理されるものですが、処理をされないことで、数値が高くなるということが起きてきます。

肝臓の他にも、胆管や胆嚢が悪い場合にも、数値が高くなります。

ビリルビンの数値が高い場合は、黄疸が出ることも多いです。体や顔が黄色くなったり、白目の部分が黄色くなってきます。また、尿が濃い色になることも特徴のひとつです。

直接型ビリルビン値が高い場合は、肝臓の疾患が疑われます。さらに、間接型ビリルビン値が高い場合は、胆道や胆管の疾患が疑われます。
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その他の病気としては、赤血球に異常が起こる血液の病気の可能性もあります。

溶血、敗血症の可能性もあります。

遺伝により、元々総ビリルビン値が高く出る人もいます。この場合は病気ではないので、治療をする必要はありません。

数値が基準値以上の場合は、より詳しく原因を調べてみることをお勧めします。

肝臓の病気の場合は、自覚症状が出にくいため、こうした数値から読み取ることが大切です。

ビリルビンを下げるには?

ビリルビンの数値が高いということは、本来胆汁の中に捨てられるものが処理しきれずに、血液の中に出てしまっている状態です。

ビリルビンの数値を下げるためには、ビリルビンの数値を上げている原因をまず突き止めることです。

原因を治療することで、病気が良くなれば数値も自然に下がっていくでしょう。

原因が肝臓の疾患の場合は、肝臓の治療と、肝臓に良いとされる食べ物を積極的にとりましょう。肝臓にはしじみの味噌汁といいますが、しじみは良い効果が期待できます。

適度な運動や、ストレスを溜めないことは、どんな病気にも共通です。

ただ、既に病気が悪化してしまっている場合は、ビリルビンを下げるために薬物による治療が行われることがあります。
しじみ汁
健康診断で肝臓の数値が気になる!下げる方法は?

まとめ

ビリルビンの数値の結果が高かった場合は、一時的なものか、何かしらの病気のサインか、再検査を受けて、しっかり原因を調べて見ましょう。

また、他にも気になる症状がないかどうか、チェックをしてみましょう。

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